院長インタビュー!

Q:メニューを教えてください。
接骨院ですから、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉離れ)の治療をします。
又、明らかな外傷ではなく「畑仕事をして腰が痛くなった」「テニスをしていて肘が痛くなった」なんて言う方もいらっしゃいます。
その他、病院で骨折の治療を受けた後、関節が硬くなって動きが悪い方も機能訓練のため来院されます。
これらは全て保険診療の対象になります。
営業日は月曜日から土曜日です。
(カレンダーの赤い日は休み、ということですね)

Q:店舗のこだわりを教えてください。
接骨院は主に外傷を受けた患者様を診る所ですから、足を骨折して歩けない方も来院される可能性があります。ですからオールバリアフリーで車椅子でも移動できるようスペースに余裕を持たせました。
又、衛生面も特に気を遣い、化粧室は自動給水にし、タオルはペーパータオルですので使い捨てです。
照明も自動点灯しますのでスイッチに触れる必要がありません。
コロナ禍の現在、この選択は良かったですね。

Q:この場所で開店した理由を教えてください。
何と言っても県内でトップクラスの人気のある市町村だからです。
過疎化が問題となっている中、大玉村は毎年人口が増えており、当然若い人が移り住みますから子供も増え、活気があります。
新しい家もどんどん建っているのでまさに新興住宅地です。
将来は大きく発展する可能性を感じます。
福島市や郡山市など主要都市に近いのも魅力ですね。

 

Q:治療家になろうとしたきっかけなど教えて下さい。
私の父が昭和29年に開業し、物心ついた頃から父の仕事を見て育ってきましたが、当時は「怪我した人を治す人」程度にしか理解していませんでした。
又、私自身柔道をしていましたから怪我した時など父の治療を受け、日に日に痛みが引いていっても「治療しているんだから当たり前じゃん・・・」ぐらいにしか思っていませんでした。
でも違ったんです。適切な処置をしないと治るものも治らないんですよ。
だからよく、「○○接骨院に通っているんですが良くならないんです・・・」なんて言う患者様もいっぱいいました。
これはやりがいがあるな!と感じ、「跡を継ぎたい」と父に相談したら大反対されました。
それで一度はあきらめ、大学は全く畑違いの工学部に行きましたが、でもやっぱり「俺にはこの道しかない!」と思い、ようやく父を説得し柔道整復師になった訳です。

Q:店舗を始めたきっかけを教えてください。
以前は南相馬市の自宅で父と二人で仕事をしていましたが、原発事故で避難を余儀なくされ、会津の方で空き店舗を借りて一人で仕事をしていました。
ですからいずれは自分の接骨院を建てることは当然の事でしたので、熟考の末、大玉村で新規開業しました。

Q:店舗をいつから始めたのか教えてください。
令和元年12月23日、開業しました。

Q:店舗の目標を教えてください。
店舗の目標とはつまりは自分の目標と解釈すれば、一人でも多くの患者様を治す事です。
残念ながら私も、来院された方全員を治せる訳ではありません。
自分に技術がなく治せなかった方もおられます。

「朝だけ腰が痛い」とか「冷えると膝が痛い」といった難しい症例もありますがそういった方も治せるようになるのが私の目標です。
又、10あった痛みが9減ったけど最後の1が取り切れない、それでも患者様は喜んでくれますが自分としては納得が行きません。
最後の1を取り切る治療を目指しています。

Q:施術はどんなものか教えてください。
骨折した方でしたら引っぱって骨をまっすぐにつなぎ、副え木で固定します。場合によってはギプスを巻きます。
骨癒合したらリハビリを行い、前と全く変わらない生活ができるまでフォロー致します。
明らかな外傷ではなく、肩が痛い、腰が痛い、膝が痛い、という方には、その痛みを引き起こしている原因を探り当て、根本から痛みがなくなるような施術をします。
当院では背骨をボキボキ鳴らす様な施術は一切行いません。
お子様でも眠ってしまうようなソフトなタッチの施術です。

Q:メニューの中で特にオススメのものを教えてください。
最近特に力を入れているのが慢性腰痛です(これは法律上保険適用外となりますがご了承下さい)。
来院される患者様の中には「どこに行っても治らないんです・・・」と言ってくる方も多く、こう言った患者様をどうにか助けられないかと思い、日々研鑽を積んでいます。
実は慢性腰痛を初め、多くの腰痛は腰に原因がないんです。
言わば腰は被害者であって加害者が別にいる訳ですね。
その加害者を探り当てるため、私は最新の「筋膜リリース」という治療手技を使って施術しています。

Q:趣味を教えてください。
海釣りです。
でも船に乗って沖まで行くような本格的な釣りではなく、堤防や漁港で手のひらサイズのものを釣る程度です。
以前通院されていた釣り好きの患者様に「一度でいいから刺身にできるような魚を釣ってみたいんですよ」と話しましたらスズキ釣りを教えられ一緒に行ったことがありました。
でもこれが夜中にテトラポッドの上に立って釣るんですよ。
真っ暗闇の中、突然「ドッパーン!」と大きな波がテトラポッドに当たり、頭から水を被って危うく足を滑らせるところでした。
「命と引き換えにしてまで釣りたくない!」と思い、一度きりでやめました。
実は私、生きている魚が怖くて素手で掴めないんですよ。
だからハリからはずす時はタオルでくるんではずしています(内緒ですが)。

Q:店内はどういった雰囲気なのか教えてください。
開業してまだ一年も経っていないので、内装まで手が回らずオシャレな感じはしません。
でも患者様がお友達と通院されていたり、待合室でバッタリ知り合いの方と会ったりして世間話に花が咲き、和気あいあいとした雰囲気です。

Q:今までで印象に残るお客様のエピソードはありますか?
30年以上やっていると色々ありますが、一番先に思い出されるのは度々通院されていた方が、ある日浴室で意識を失って倒れてしまい救急車で搬送されたことがありました。
頭部CTは異常がなく一安心したのですが、翌日首が痛い、という事で整形外科を受診しました。
でも異常はない、との診断で私の所に来院されたのですが、診てみるとほとんど首が動かせません。
「これはマズい!上位頸椎をやっている可能性がある」と思い別の病院を紹介しました。
実は私、診療放射線技師の資格も持っているのですが、上位頸椎は普通に撮ったんでは写らないんです。
口を開けて口腔から撮影しないとダメなんです。

幸い紹介先の病院では口を開けて撮って下さり第2頸椎骨折が見つかりました。
患者様にはたいへん感謝されたことを憶えています。

又、ある患者様は5年前に第1子を出産してから5年間、右の股関節が痛いとの事で来院されました。
5年の間には色々な整形外科で診てもらいました。
接骨院にも通った、整体も受けた、でも結局痛みが取れず10分も歩くともう痛くて歩けないと仰います。
この方の原因は股関節にはありませんでした。大腰筋という腰の筋肉だったんです。

ここに筋膜リリースをかけたら一発で治りました。
最近ですが高校生で短距離走の選手が来院されました。

治療中のやりとりで「近いうちレースがあるんですよ」と言うので大殿筋と大腰筋に筋膜リリースをやってあげました。
実は筋膜リリースをやると筋出力が上がるんですよ。
この方は2週間の間に2回自己ベストを更新しました。

Q:お客様に対してどうなって欲しいと思っていますか?
外傷でしたら完治してスポーツ復帰したり、体の不調から来る痛みでしたら痛みのない体になってお孫さんと遊んだり畑仕事をしたり、やりたいことがやれるようになってほしいです。

Q:小さい子どもを連れていっても大丈夫ですか?
勿論大丈夫です。当院ではパパやママの治療中お子様にも中に入っていただき、そばにいてもらっています。
時には私の家内が遊び相手になったりします。

Q:お客様の年齢層を教えてください。
幼児から90歳台の方までおられます。

Q:新規でも大丈夫ですか?
大丈夫です!初めはだれでも新規です。

Q:特にどのようなお客様にオススメですか?
どこに行っても治らなかった方ですね。
そういった方を治すのにやりがいを感じています。
それから夜中に足が攣る人もご相談下さい。
実は足のある箇所(このツボはある整形外科教授に教えて頂きました)に電気を数回かけると劇的に改善します。

Q:予約は必須ですか?
予約制をとっておりますが必須ではありません。
予約なく来院される方もたくさんおられますし、その時空いていればすぐ
できます。
でも予約の方と重なった場合にはそちらの方が優先となります。
その時はおおよその待ち時間をお伝えします。
来院される前に空き状況を確認されるのが無難ですね。

Q:駐車場はありますか?
あります。4台停められます。

Q:まだ店舗に一歩踏み込めない方へメッセージを。
当院は「柔道整復師」という国家資格を有する接骨院です。
来院される方の中には手術を必要とするような重傷の方や他の疾患が疑われる場合もあります。
この場合には病院などへ紹介させて頂く事になりますが、体に不調のある方まずはお気軽にご相談下さい。
又、当院は「公益社団法人 日本柔道整復師会」の会員となっている接骨院です。安心してご来院して頂ければ、と思います。

 

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院名 木暮接骨院
住所 〒969-1301
福島県安達郡大玉村大山三島1-14
営業時間 午前 8:30~12:00
午後 14:00~19:00
※終了30分前まで迄受付
定休日 日曜・祝日
受付電話番号 0243-48-2055
駐車場 あり